共にあることの哲学と現実
著者名 | 合田正人(共著) |
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出版社 | 書肆心水 |
出版年 | 2017年 |
序――共同体論を実践するために……岩野卓司
Ⅰ 家 族
家族への信――デリダと絆のアポリア……宮﨑裕助
現代社会における愛・性・家族のゆくえ――ドゥルーズの「分人」概念から出発して……藤田尚志
Ⅱ 社 会
雑種たちの共同体を求めて……澤田直
「合理性の共同体」の存続のために――哲学的思考と教育……坂本尚志
Ⅲ 文 学
宮沢賢治のアセファル共同体――共にあることと宗教……岩野卓司
「すべて」をめぐる断片の運動――ブランショにおける共同体の(非)実践的射程……郷原佳以
Ⅳ 政 治
国家と社会の「あいだ」をいかに(反‐)造形するか――レヴィナス、ブーバーとユートピア的社会主義の明日……合田正人
喪のポリティクス――デリダ、「私は死で動いている」の射程……増田一夫