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10月23日レポート:シンポジウム「もう一つの現象学へ 」

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10月23日レポート:シンポジウム「もう一つの現象学へ − パース、ルヌヴィエ、バシュラール」     2016年10月23日午後1時から、明治大学中野キャンパスにて標記のシンポジウムが開催された。中野キャンパスでの開催は初めて。休日の街の賑わいが御茶ノ水、神保町とは大きく異なる。いわゆる秋の行楽日であったが、二十数名の方々が集まってくださった。深謝申し上げたい。 「現象学」と呼ばれているものが「一つ」ではないこと、フッサールを祖とする「現象学」についてさえその多様性・多数性が語られるねばならないこと、それは言うまでもない。とはいえ、今日に至…

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10月23日レポート:シンポジウム「もう一つの現象学へ 」

10月23日 シンポジウム「もう一つの現象学へ」開催のお知らせ

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来る10月23日(日)に、2016年度2回目のシンポジウム「もう一つの現象学へ―パース、ルヌヴィエ、バシュラール」を開催することになりましたので、ここにご案内させていただきます。なお、会場は中野キャンパスですのでお間違えのないようお願いいたします。     「現象学」(phenomenology)とはどういうジャンルの語なのだろうか。名詞ではあるのだが、単に一般名詞なのだろうか、隠れた固有名詞なのだろうか。独特な動詞性の表現なのだろうか。それは一体何を指示し、何を意味しているのだろうか。「分析哲学」と言う時とも「存在論」と言う時とも何かがちがう。「…

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10月23日 シンポジウム「もう一つの現象学へ」開催のお知らせ

7月31日レポート:シンポジウム「リズム」

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7月31日、姜丹丹氏、村上靖彦氏、小倉拓也氏をゲストに迎え、「リズム」と題したシンポジウムを開催した。   メイン・テーマは「リズム」であったが、各セクションのタイトルが示すとおり、今回のシンポジウムの大きな目的は、フランスの哲学者アンリ・マルディネ(1912-2013)の思想を紹介・再検討することにあった。2009年の時点で、村上靖彦氏は、マルディネの文章(翻訳は塩飽耕規氏)についての解題で、「10年ほど前、フランスで提出されるすべての哲学系の博士論文でマルディネが引用されているという冗談があった」ことを紹介しているが(『現代思想』十二月臨時増刊号総特集=フッサール、v…

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7月31日レポート:シンポジウム「リズム」

7月31日 シンポジウム「リズム」開催のお知らせ

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来る7月31日(日)に、2016年度最初のシンポジウム「リズム」を開催することになりましたので、ここにご案内させていただきます。 今回のシンポジウムでは、「リズム」をテーマとして扱います。「リズム」とそれに付随する諸観念が古来、哲学、言語学、修辞学、詩学等で重要な役割を演じてきたことは周知の通りですが、その重要性は現代哲学においても変わることなく、特にエマニュエル・レヴィナス、アンリ・マルディネ、ジャック・ガレリなど現象学に着想を得た哲学者たちにおいて、刺戟的な分析がリズムをめぐって展開されています。また、『リズムの本質について』の著者クラーゲスも「現象学」という語を用いています…

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7月31日 シンポジウム「リズム」開催のお知らせ

レポート:シンポジウム「民国時期における中国文学とフランス文学の交流」

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5月30日と31日の両日、上海の復旦大学で開催された国際シンポジウム「民国時期的中法文学交往」(民国時期における中国文学とフランス文学の交流)に、合田と志野が参加し、それぞれ報告を行った。 シンポジウムは、日本から参加した我々2名のほか、フランスから2名、そして主催の復旦大学をはじめとする中国各地の大学から11名、計15名の報告者の発表で構成され、関連分野の復旦大学の教員や、学期末の授業を縫って聴講に訪れる学生たちも加わり、盛況のうちに幕を閉じた。発表は資料を丹念に収集・整理して、フランス語文献の中国語への翻訳・改編の具体的様相を明らかにするものと、中国文学におけるフランスイメー…

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レポート:シンポジウム「民国時期における中国文学とフランス文学の交流」

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