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オープニングシンポジウム 現象学にとって「異境」とは何か?

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「ヨーロッパ諸学」の根源的危機を暴きつつ新しい「普遍学」をめざす現象学の運動は、二つの世界大戦を経たのち、今もなお世界規模の運動体として成長し、その拡大と進化を続けている。それは、幾つもの国境、地域と地域、人と人を隔てる境界線を踏破してゆくと同時に、それらの境界線をめぐる攻防をも刻みつけている。 本研究では、その境界線上に現れる葛藤や軋みを注意深く見つめ直し、東欧、アメリカ、日本、中国、ベトナムなど、さまざまな地域における現象学、そしてそれら地域を横断する現象学をとりあげ、現象学の新たな展開を望見する。 地域的な広がりとともに、現象学は、精神医学や教育学や宗教学、さらには芸術など多様な分野…

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オープニングシンポジウム 現象学にとって「異境」とは何か?

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